500メートル走ると膝かふくらはぎが痛くなってしまう──。
そんなぼくが、フルマラソン完走を目指して練習をスタートし、約1ヶ月がたちました。
練習方法はスロージョギング。
歩く程度のスピードで走る、文字通りスローなジョギングです。

練習するのは週末を中心に、平日は10分程度の室内トレーニング。この1ヶ月間で、外に7〜8回くらい走りに行きました。
ちなみに、運動するのは約1年ぶり。
前回、普通のジョギングにトライして膝を痛めて以来です。
そんなわけで、いきなり外に走りに行くとまた故障してしまうのではないかという恐怖心があり、スロージョング初日は室内練習で。
ヨガマットを敷いて、チョコチョコ走りで行ったりきたりを繰り返しました。
スロージョギング発案者である、福岡大学スポーツ科学部教授 故 田中 宏暁教授によると、それでも十分に効果があるということです。
なんと、初日から10分も走れたのです。
これは、すごい感動だった。
今まで連続走行時間は、最長で5分がせいぜい
室内トレーニングとはいえ、10分間ノンストップで走れたという事実は大きな自信となりました。
わずか10分、されど10分。
「これならホノルルマラソン、完走できそうだ」
という自信につながりました。
室内でのスロージョギング10分間練習を3日ほどやった後、いよいよ外へ!
さすがに、部屋の中で裸足で練習する感覚とは違う。
まずは、1分走って3分歩いて、また1分走ってみる。
それをトータルで30分。
距離よりも、時間を目安にした練習です。
これもスロージョギングの練習方法の特徴の1つです。
そんな練習を4日ほどやってみて、
「もう少し走れるかな?」という感じがしたので、
走る時間を3分、5分と延ばし、外でのスロージョギングでも連続10分走れるまでになった。
しかも、1ヶ月もかからなかった。
スロージョギングおそるべし、である。